ライ麦を美味しく食べたいパン好きさん、お・ま・た・せ!
何度か出していますライ麦全粒粉パン。
パン好きで自宅にホイロ(発酵器)がある土曜のスタッフ。
ライ麦パンを定番にして欲しいと圧がかかる(笑)
パンを作る方はご存知ですが、ライ麦パンはドイツとか北欧の方で
昔から主食になっている少し酸っぱい味のパンです。
本場ドイツパンなどは、密度が細かくてむちむちっと噛み応えがあり、
強い酸味がありますね。
昔の人は膨らまずあまり美味しくなかったライ麦を
どうしたら美味しく食べられるのか…
そこでイースト菌ではなく
酸味は強いが発酵力の強いサワー種を使うことに気付きました。
あの独特の酸味が日本人にはちょっとハードルが高いですが
ドイツや北欧の食生活には酸味が相性抜群なんですね。
酸味のあるパンはチーズやワインとよく合いますから。
でも噛み締めているとじわじわっと麦の甘み、
口に広がる酸味もとっても爽やかで、
私達日本人の食事にも合う気がします。
家庭でパンを作る方なら、一度は使ってみたい、
使いこなしてみたいライ麦。
配合の仕方で酸味は残しながらも、ぐんと食べやすくなります。
今回登場したパンは、
北海道ライ麦全粒粉と北海道はるゆたかブレンドをハーフで。
皆さんが食べやすくと
サワー種ではなく白神こだま生酵母で作りました。
正確にはサワー種を入れていないので
ライ麦パンとは言わないと思いますが
ライ麦の美味しさを知ってもらうには
こんな入門編があってもいいでしょう(^^)
非常に珍しい、北海道産の希少なライ麦全粒粉を使用。
古くから小麦粉は、欧米中心の栽培で日本は輸入に頼っていました。
湿気を嫌う小麦の栽培は、育成も保存も難しくて安定しませんでした。
しかし、今から30年前に北海道の江別製粉が
満を持して100%北海道産の小麦粉の育成に成功しました。
はるゆたかは国産小麦粉の中でもモチモチした食感、
タンパク質多め、甘く香りよい日本人が大好きな味わいです。
ライ麦全粒パンは2種類ご用意しています。
まろやかな酸味にぴったりなのが「ほんのりした甘さ」
低糖十勝粒あん入り(北海道同士ぴったり)
ナッツとドライフルーツ
(クルミやカシューナッツと有機サンマスカットレーズンにクランベリー)
どちらもライ麦と相性抜群です。
食物繊維、ミネラルが豊富でビタミンB1も多く
食感がしっかりしているので食べ応えがあります。
美容にもいいね!
どちらの味のライ麦全粒パンが登場していますかはお楽しみに。